オリックス山田が好救援で約2年ぶり白星 小松2軍Cに感謝「有効な球ができた」

Full-Count 橋本健吾

2018.8.11(土) 20:57

オリックス・山田修義【写真:荒川祐史】
オリックス・山田修義【写真:荒川祐史】

7回途中から1回2/3、無安打無失点に抑える好投

オリックスの山田修義投手が今季初勝利を挙げた。11日の千葉ロッテ戦で7回1死二塁の場面で3番手としてマウンドに上がり1回2/3、無安打無失点の好投。2016年9月25日千葉ロッテ戦以来となる約2年ぶりの勝利を手にした。

山田は1点ビハインドの7回1死二塁の場面でマウンドへ。角中、鈴木を抑え無失点で切り抜けると、続く8回は3者凡退に仕留める好救援。その裏に味方打線が爆発し一挙4点を奪い逆転に成功し白星が転がり込んだ。

後半戦から1軍に昇格し中継ぎとしてここまで7試合に登板し無失点と好投を続ける左腕は「自分が使ってもらっている場面は左打者。そこだけを抑えることを考えている」と胸を張った。

好調の要因はスピード、キレが増したスライダーだ。今年6月に小松2軍投手コーチから腕の振り、ボールの握りが違う投げ方を教わり試してみるとそれが上手くはまった。「カットボールみたいな変化をして、打者の反応もよかった。左打者に有効な球ができた」。先発として結果が出ないまま迎えたプロ9年目左腕。新たなポジションで活路を見出そうとしている。

記事提供:Full-Count

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