オリックス西7回1失点で6勝目。約1か月半ぶりの白星に「今日がその日だと信じて」

Full-Count 橋本健吾

2018.8.10(金) 21:52

遠縁の高校生右腕に「機会があれば見にいきたいです」

■オリックス 2-1 千葉ロッテ(10日・京セラドーム)

オリックスの西勇輝投手が10日、本拠地での千葉ロッテ戦に先発し7回6安打1失点の好投で6勝目を挙げた。6月29日対北海道日本ハム戦以来、約1か月半ぶりの白星に「苦しい登板が続いていた。チームに迷惑をかけたので」と声を詰まらせた。

自身4連敗中と白星から遠ざかっていた右腕が意地を見せた。初回を3者凡退に打ち取ると、2回は1死一、二塁のピンチを背負ったが安田、田村を連続三振に仕留め無失点に封じる。その後も得点圏に走者を許しながらも、攻めの投球で7回6安打1失点の好投を見せた。

勝てない日々が続き、チームも後半戦に入り連敗が続く悪循環。ここまで思うような投球ができず「ずっと苦しい登板が続いてチームに迷惑をかけた。乗り越えなきゃいけないと思っていた。今日がその日だと信じて、これから貢献したい」と力を込めた。

9日には遠縁にあたる創志学園の2年生右腕・西が16奪三振、無四球完封で初戦を突破し、甲子園で注目を浴びた。日本中が西に沸いた翌日にオリックスの西が見せた快投劇。まだ本人とは会ったことはないが、「機会があれば甲子園に見に行ってみたいですね」と笑顔を見せていた。

記事提供:Full-Count

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