9月7日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の第19回戦は、4対1で東北楽天が勝利した。
東北楽天は初回、先頭の小郷裕哉選手が出塁すると、2死3塁から浅村栄斗選手の13号2ランが飛び出し、先制に成功。さらに4回表には、伊藤裕季也選手の2号ソロで1点を追加し、スコアを3対0とする。
序盤から援護を受けた先発・岸孝之投手は、初回、2回裏をともに3者凡退に抑える上々の立ち上がり。以降は四球で走者を背負う場面がありながらも、要所を締める投球で、5回まで千葉ロッテ打線を無安打に抑え込む。6回裏は、連打で1死1、2塁となったが、冷静に後続を打ち取り、6回86球2安打2四球2奪三振無失点でマウンドを降りた。
3点リードの7回裏は、2番手・弓削隼人投手がポランコ選手の安打などで1死1塁としたところで降板。代わった渡辺翔太投手が2死1、2塁のピンチを招き、中村奨吾選手の適時二塁打で1点を返される。しかし8回裏は、藤平尚真投手が無失点でつなぐと、9回表には安田悠馬選手に1号ソロが生まれる。3点リードで迎えた最終9回裏は則本昂大投手が、得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑えて試合終了。
勝利した東北楽天は、岸投手が6回2安打無失点で今季ビジター初勝利となる4勝目をマーク。浅村選手、伊藤裕選手、安田選手の一発攻勢で連勝を飾った。一方敗れた千葉ロッテは、先発・小島和哉投手が5回95球3安打4四球5奪三振3失点の内容。打線が好機を生かしきれず、3位攻防3戦目を落とした。
123456789 計
楽 200100001 4
ロ 000000100 1
楽 ○岸孝之-弓削隼人-渡辺翔太-藤平尚真-S則本昂大
ロ ●小島和哉-八木彬-坂本光士郎-澤村拓一
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