元山飛優が逆転サヨナラタイムリー! 接戦を制した埼玉西武がカード勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2024.9.1(日) 21:16

埼玉西武ライオンズ・元山飛優選手 ©パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・元山飛優選手 ©パーソル パ・リーグTV

 9月1日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第20回戦は、6対5で埼玉西武がサヨナラ勝利を収めた。

 埼玉西武の先発・武内夏暉投手は初回、先頭打者の四球と失策で1死2、3塁から、レイエス選手、上川畑大悟選手の適時打で2点を先制される。以降は5回まで無失点だったが、6回表にレイエス選手に17号ソロを被弾。5.1回97球6安打1四球3奪三振3失点(自責点1)で降板となった。

 打線は5回まで2安打と相手先発・北山亘基投手に苦戦。それでも6回裏、滝澤夏央選手が四球で出塁すると、続く西川愛也選手に4号2ランが飛び出す。なおも佐藤龍世選手が四球、平沼翔太選手が安打でつなぎ2死1、3塁の好機をつくると、元山飛優選手の適時打で同点に追い付いた。

 救援陣は6回1死から登板した水上由伸投手が無失点で切り抜けると、以降は甲斐野央投手、平良海馬投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。しかし9回表、アブレイユ投手が先頭打者の四球を皮切りに2死2塁から、水野達稀選手、清宮幸太郎選手に連続適時打を浴び、2点を勝ち越された。

 迎えた9回裏、長谷川信哉選手、平沼翔太選手の四球、西川選手の安打で2死満塁の好機を演出。代打・栗山巧選手が押し出し四球を選び、1点差に迫ると、続く元山選手が逆転のサヨナラ2点適時二塁打を放ち、6対5で試合は終了した。

 勝利した埼玉西武は、元山選手が4安打で移籍後初の猛打賞、今季2度目のサヨナラ打ををマークした。一方敗れた北海道日本ハムは、先発・北山亘基投手が6回84球5安打3四死球6奪三振3失点。一時勝ち越すも、直後の9回裏に3点を失い、サヨナラ負けを喫した。

  123456789  計
日 200001002  5
西 000003003X 6

日 北山亘基-杉浦稔大‐○宮西尚生‐●柳川大晟‐池田隆英
西 武内夏暉-水上由伸‐甲斐野央‐平良海馬‐○アブレイユ

文・西嶋葵

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