8月30日（金）から9月1日（日）の3⽇間、エスコンフィールドにて「北海道ベースボールウィーク2024」が開催される。

　このイベントは、日米野球の函館開催に尽力された久慈次郎氏（早稲田大学出身）の野球殿堂入り65周年を記念したもの。初戦の30日（金）は、北海道日本ハムファイターズのファームと、北海道社会人・大学選抜が交流試合を行う。パーソル パ・リーグTVでも配信する同試合の見どころを紹介しよう。

今川優馬が8月絶好調。社会人・大学選抜には“北海道勢通算100勝目投手”も

　東海大北海道キャンパス出身であり、JFE東日本で社会人野球を経験した今川優馬選手は今月、ファームで7試合の出場ながら、4試合連続安打を放つなど18打数7安打3本塁打13打点と絶好調だ。特に、13日のオイシックス新潟戦では2本塁打を含む4安打7打点の大暴れ。エスコンフィールドでもその打棒を発揮するか。

　投手陣では、玉井大翔投手（東京農業大オホーツク出身）と福田俊投手（星槎道都大出身）がファームで調整中。

　昨季まで3年連続50試合登板を達成していた玉井投手だが、開幕二軍で迎えた今季は4月に腰痛のため戦線離脱を強いられた。7月17日のくふうハヤテ静岡戦で実戦復帰するも、以降8試合で8イニングを投げ計6失点と本調子でない。この交流試合を好転のきっかけとしたい。

　昨年、球団記録に並ぶ29試合連続無失点を成し遂げ、防御率0.00でシーズンを終えた福田俊投手も、今季はファーム27試合で防御率3.33という成績。それでも、今月は5試合の登板でいずれも無失点に抑えているだけに、好投が期待できそうだ。

　対する北海道社会人・大学選抜も逸材が揃う。今年の北海道六大学野球春季リーグ戦で、7季連続37回目の優勝を飾った東京農業大オホーツクから、最高殊勲選手賞に輝いた江川輝琉亜選手が出場予定。また、北海道ガスの村上大芽投手は、今年の第95回都市対抗野球大会で初戦のNTT東日本戦に先発し、6回途中1失点と好投。都市対抗野球大会における、北海道勢通算100勝目の勝利投手となった。

　北海道の野球界を盛り上げる本イベント。プロ野球と社会人・大学野球による貴重な一戦をお見逃しなく！

【パーソル パ・リーグTV配信概要】

■日程
・2024年8月30日（金）18:00試合開始
北海道日本ハムファイターズファームvs北海道社会人・大学選抜
・2024年8月31日（土）15:00試合開始
北海道日本ハムファイターズファームvs東京六大学選抜チーム
※配信開始時間は決定次第、後日以下サイトにてご案内いたします。

◼︎ライブ配信
パーソル パ・リーグTV

※イベント詳細は北海道日本ハムファイターズ公式サイトのニュースページをご確認ください。

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