8月27日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第16回戦は、3対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・モイネロ投手は初回、安打と四球などで2死満塁のピンチを背負うと、紅林弘太郎選手に押し出しの四球を与え、1点の先制を許す。それでも、3回以降は完璧な投球を披露し、6回109球3安打3四球4奪三振1失点の内容でマウンドを降りた。

　一方の打線は2回裏、正木智也選手の4号ソロで1点を返し同点に。さらに、石塚綜一郎選手が安打で出塁すると、佐藤直樹選手の適時三塁打、今宮健太選手の犠飛で2点の勝ち越しに成功した。

　モイネロ投手に代わって登板した藤井皓哉投手は7回表、安打と四球などで1死1、2塁のピンチを迎えるも、後続を打ち取りこの回を無失点で切り抜ける。8回表をヘルナンデス投手、最終回を松本裕樹投手が無失点リレーでつなぎ、2点差を守り切った福岡ソフトバンクが勝利した。

　勝利した福岡ソフトバンクは、モイネロ投手が今季10勝目。打っては佐藤直選手が決勝打、近藤健介選手が2安打を放っている。一方敗れたオリックスは、先発・田嶋大樹投手が6回103球7安打1四球5奪三振3失点の内容。打線は計4安打と相手投手陣を攻略できなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ １００００００００ １
ソ ０３００００００Ｘ ３

オ ●田嶋大樹-宇田川優希-前佑囲斗
ソ ○モイネロ-藤井皓哉-ヘルナンデス-S松本裕樹

文・本田真由

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