8月23日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天の第21回戦は、2対1で東北楽天が勝利。チームは連勝を「4」に伸ばした。

　東北楽天は初回、2死から辰己涼介選手の5号ソロで幸先よく先制に成功。4回表には先頭・鈴木大地選手が二塁打でチャンスメイクすると、小郷裕哉選手の適時打で1点を追加する。

　先発は8月8日以来の登板となった藤井聖投手。1回裏2死1、2塁のピンチを空振り三振で凌ぐと、以降は危なげない投球でゼロを積み重ねる。3者凡退のイニングを3度つくるなど、6回を92球3安打1四球3奪三振無失点でマウンドを降りた。

　7回裏は藤平尚真投手が3人で退けると、8回裏は鈴木翔天投手がマウンドへ。2死満塁から押し出し四球で1点を失うも、リードは守り切る。最終回は則本昂大投手が締め、2対1で試合終了。

　東北楽天は、藤井投手が6回無失点の好投で後半戦初白星となる8勝目。野手では辰己選手、鈴木大選手がそれぞれ2安打をマークした。敗れた埼玉西武は、久しぶりの先発登板となった松本航投手が3回52球3安打1四球4奪三振1失点。打線は終盤に一打逆転の好機をつくるも、あと一本が出なかった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 １００１０００００ ２
西 ０００００００１０ １

楽 ○藤井聖-藤平尚真-鈴木翔天-S則本昂大
西 ●松本航-水上由伸-本田圭佑-田村伊知郎-ヤン

文・杉森早翔

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