8月10日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦第11回戦は、12対7で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは初回、先頭・スティーブンソン選手の2号ソロで先制。なおも今川優馬選手の四球、加藤豪将選手の二塁打で1死2、3塁の好機を演出すると、清水優心選手に適時打が生まれ、この回2点を奪った。3回裏には、3者連続四球で無死満塁とすると、福田光輝選手が押し出し四球を選び、リードを3点に広げる。
先発の北山亘基投手は2回裏、3回裏と走者を背負いつつも要所を抑え、3回55球2安打1死球4奪三振無失点でマウンドを降りた。しかし4回表、堀瑞輝投手がブランドン選手に3号2ランを被弾すると、6回表には、3番手・鈴木健矢投手が長谷川信哉選手の適時二塁打を浴び、一時同点とされる。
ところが直後の6回裏、中島卓也選手が四球を選ぶと、続くスティーブンソン選手に3号2ランが飛び出し、勝ち越しに成功。敵失の間に1点を加えると、矢澤宏太の2点適時打、今川選手の3点適時二塁打などで、この回一挙9点を奪った。
9点リードの7回表は鈴木投手が4点を失うも、8回表を福田俊投手が無失点でつなぐと、最終9回表は石川直也投手が3者連続三振に仕留めて試合終了。12対7で勝利した北海道日本ハムは、スティーブンソン選手が2本塁打3打点の活躍。清水選手も2安打1打点をマークするなど、計11安打12得点で勝利を収めた。
一方敗れた埼玉西武は、先発・羽田慎之介投手が4回93球3安打7四球4奪三振3失点。打線は12安打7得点も、中継ぎ陣が粘り切れなかった。なお、ブランドン選手が本塁打を含む2安打2打点、長谷川選手も2安打2打点をマークしている。
123456789 計
西 000201400 7
日 20100900X 12
西 羽田慎之介-赤上優人‐●大曲錬‐豆田泰志‐増田達至
日 北山亘基-堀瑞輝‐鍵谷陽平‐○鈴木健矢‐北浦竜次‐福田俊‐石川直也
文・西嶋葵
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