武内夏暉が7回途中1失点で6勝目 埼玉西武が逃げ切り勝利

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2024.7.27(土) 17:00

埼玉西武ライオンズ・武内夏暉投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・武内夏暉投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月27日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第13回戦は、3対1で埼玉西武が勝利した。

 埼玉西武の先発は武内夏暉投手。初回を3者凡退に抑えると、その後も落ち着いた投球で本塁を踏ませない。先制した直後の6回裏には先頭に二塁打を許したが、2者連続三振と邪飛で無失点。しかし7回裏、2死1、2塁から1点を返されたところで降板、後を受けた松本航投手は頭部死球を与え退場となったものの、本田圭佑投手がこのピンチを切り抜けた。

 一方の打線は5回まで相手先発・福島蓮投手の前に2安打と攻略できず。しかし6回表、先頭の源田壮亮選手が四球で出塁すると、続く西川愛也選手の打球はレフトの頭上を越える先制打となる。さらに山村崇嘉選手の犠飛、外崎修汰選手の適時二塁打とたたみかけ、この回3点を先行した。

 8回裏はボー・タカハシ投手が粘りながらつなぎ、9回裏はアブレイユ投手が締めて3対1で試合終了。勝利した埼玉西武は、6回に相手先発を攻め立ててリードを奪うと、投手陣が粘りの投球で守りきった。先発・武内投手が今季6勝目、アブレイユ投手が17セーブ。打っては外崎選手が2安打を放っている。

 敗れた北海道日本ハムは、先発・福島蓮投手が5.2回73球4安打2四死球3失点。5回まで2安打に抑えていただけに、6回表の内容が悔やまれる形となった。一方の打線は10安打を放つも1得点。7回裏に2死満塁と逆転のチャンスはあったが、あと一本が出なかった。

  123456789 計
西 000003000 3
日 000000100 1

西 ○武内夏暉-松本航-本田圭佑-ボー・タカハシ-Sアブレイユ
日 ●福島蓮-山本拓実-マーフィー-柳川大晟-生田目翼

文・丹羽海凪

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