◇福岡ソフトバンク対千葉ロッテ 第15回戦(17日・みずほPayPayドーム)
福岡ソフトバンクの周東佑京選手が、自慢の快足を生かし、攻守に躍動した。
まずは初回、中堅の守備で魅せた。プロ初先発の大山凌投手は、3連打で1点を失い、2死3塁のピンチで岡大海選手を打席に迎える。ここで岡選手の打球は右中間へ伸びるも、周東選手が快足を飛ばしスライディングキャッチ。追加点を阻止し、大山投手を救った。
さらに打撃、走塁でも躍動する。2回裏の第1打席は右安打を放つと、1点を追う5回裏には先頭として左安打で出塁。続く今宮健太選手の打席で悠々と二盗を決め、無死二塁と好機を演出する。今宮選手は空振り三振に倒れたが、振り逃げを狙う間に、隙を突き三塁へ進塁。1死3塁と好機を拡大すると、吉田賢吾選手のニゴロが野選を誘い、その間に同点のホームを踏んだ。
周東選手はリーグトップの32盗塁をマーク。7月は月間打率.176(試合前時点)と苦しんでいるが、この試合をきっかけに、再び状態を上げていきたい。
文・谷島弘紀
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