ホークス痛恨の敗戦で再び借金 延長12回競り負け オリは連敗ストップ

Full-Count 福谷佑介

2018.8.4(土) 18:18

起死回生の同点弾を放ったオリックス・吉田正尚
起死回生の同点弾を放ったオリックス・吉田正尚

オリックスは延長11回を無失点に抑えた岩本が3年ぶり白星

福岡ソフトバンクが痛い1敗を喫した。4日、本拠地ヤフオクドームで行われたオリックス戦。延長戦にもつれ込み、延長12回の激戦の末に決勝点を奪われて敗れた。今季初先発の松本裕が7回1失点と好投しながら、打線はなかなか援護出来ず。最後は笠谷がピンチを招くと、寺原が決勝犠飛を許し、後半戦3勝13敗とどん底にあったオリックス相手に敗れて再び借金生活となった。

先制したのは福岡ソフトバンク。4回、先頭の上林が中堅の頭上を越す三塁打を放って出塁すると、続く牧原が詰まりながらも中前へと弾き返す適時打。好投していたオリックス先発のローチから待望の先制点を掴んだ。

オリックスは7回、主砲の一振りで同点に追いついた。そこまで福岡ソフトバンク先発・松本裕の前にわずか2安打に封じられていたが、1死から吉田正が左中間のホームランテラス席に飛び込む同点の16号ソロ。試合を振り出しに戻した。

オリックス先発のローチの前に3つの併殺打を喫し、打線が苦戦を強いられ延長戦に突入。10回に、中継ぎに配置転換され、2日の西武戦から中1日で登板した4番手の石川が福田に中前適時打を許して勝ち越しを許した。その裏に長谷川勇の適時二塁打で同点としたが、その後のチャンスで試合を決めきれず。延長11回に笠谷が1死二塁とされると、後を受けた寺原が白崎に中前安打、続く武田に中犠飛を許してこれが決勝点となった。

オリックスは連敗を4でストップ。6回まで福岡ソフトバンク先発の松本裕の前に、わずか2安打しか放てなかったが、7回1死から吉田正が起死回生の同点弾。延長10回に小田の三塁打、福田の中前適時打で1点を勝ち越し。その裏に増井が同点とされたが、延長12回に武田の犠飛で勝ち越した。延長11回を無失点に抑えた新加入の岩本が、阪神時代の2015年以来3年ぶりの勝利投手となり、NPB復帰後初白星をマークした。

記事提供:Full-Count

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