◇埼玉西武対オリックス 第13回戦（15日・ベルーナドーム）

　オリックスのエスピノーザ投手が6回100球6安打6奪三振3四球1失点の好投を見せた。

　エスピノーザ投手は初回、先頭・源田壮亮選手に三塁打を許し、いきなり無死3塁のピンチを背負うが、後続を3者連続三振に打ち取る圧巻の投球を披露。以降も毎回走者を出すも、要所を締める投球で5回まで埼玉西武打線を無失点に抑える。しかし6回裏、西川愛也選手に二塁打を浴びると、その後1死3塁から野村大樹選手の犠飛で先制点を許し、6回100球6安打6奪三振3四球1失点で降板した。

　打線の援護に恵まれず、惜しくも5敗目を喫したが、故障や不調が相次ぐ投手陣を支えているエスピノーザ投手。後半戦での活躍、さらに球宴での投球にも注目したい。

◇エスピノーザ投手 コメント
「最少失点で粘ることができましたし、序盤もいいピッチングができていたと思います。ただ、中盤以降にカーブがバラついてしまったところは反省しなければいけないなと思います」

文・藤井美月

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