7月13日、岩手県陸前高田市・楽天イーグルス奇跡の一本松球場で行われたイースタン・リーグ公式戦、東北楽天対巨人11回戦は、4対3で東北楽天が勝利した

　打線は初回、渡邊佳明選手、伊藤裕季也選手の安打で2死1、2塁の好機をつくり、島内宏明選手の適時打で先制に成功。3回裏には、安田悠馬選手、伊藤選手の連打で2死1、3塁とすると、島内選手の打球に敵失策が絡み、1点を追加した。さらに4回裏、無死1塁から永田颯太郎選手がプロ初ホームランとなる1号2ランを放ち、リードを4点に広げる。

　先発・ポンセ投手は初回に四球と安打で2死1、2塁のピンチを背負うが、後続を三振に仕留めて無失点。2回以降は、安定した投球で3イニング連続で3者凡退、5者連続三振を奪うなど、5回92球2安打2四球10奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。

　リリーフ陣は6回表を松井友飛投手が無失点でつないだが、7回表に大内誠弥投手が萩原哲選手の適時打で1失点。8回表には、宮森智志投手が連打で2死1、2塁のピンチを背負うと、中山礼都選手に2点適時二塁打を浴び、1点差まで迫られた。しかし9回表は、西垣雅矢投手が得点圏に走者を背負いながらも無失点で締め、4対3で試合終了。終盤に3失点も、1点のリードを守り抜いた。渡邊佳明選手、伊藤選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
巨 ００００００１２０ ３
楽 １０１２００００Ｘ ４

巨 ●又木鉄平-戸田懐生‐菊地大稀‐山田龍聖-田中千晴
楽 ○ポンセ-松井友飛‐大内誠弥‐宮森智志‐S西垣雅矢

文・西嶋葵

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