6月16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと中日の「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦は、7対2で千葉ロッテが勝利。4カードぶりの勝ち越しを決めた。
千葉ロッテ先発のメルセデス投手は初回、二塁打などで1死3塁から、カリステ選手の犠飛で先制を許す。4回表には四球と安打で1死1、2塁とされ、守備の乱れで1失点。しかし5回からは2イニング連続で3者凡退に抑えると、7回には2死2、3塁のピンチを退け、7回107球4安打1四球5奪三振2失点(自責点1)でマウンドを降りた。
一方の打線は2回裏、四球と高部瑛斗選手の安打などで1死1、3塁とし、上田希由翔選手の適時二塁打で試合を振り出しに戻す。なおも1死2、3塁から、友杉篤輝選手がスクイズを成功させ、勝ち越しに成功した。同点で迎えた5回裏には、岡大海選手の二塁打などで1死3塁の好機を演出し、ポランコ選手の7号2ランで再び勝ち越しに成功。
7回裏にも、ポランコ選手、ソト選手の連続適時打で2点を追加。救援陣は8回表を鈴木昭汰投手が3者凡退でつなぎ、9回表は澤村拓一投手が締めた。メルセデス投手が2勝目をマーク。12安打7得点の打線では、ポランコ選手が3安打3打点、上田選手が2安打1打点を放っている。チームは交流戦を7勝9敗2分で終えた。
123456789 計
中 100100000 2
ロ 02002030X 7
中 ●柳裕也-齋藤綱記-祖父江大輔-清水達也-岩嵜翔
ロ ○メルセデス-鈴木昭汰-澤村拓一
文・谷島弘紀
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