6月15日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と広島の「日本生命セ・パ交流戦2024」第2回戦は、3対4で東北楽天が敗れた。

　東北楽天の先発・古謝樹投手は2回表、2死1、2塁から二俣翔一選手、秋山翔吾選手の連続適時打で2点を先制される。続く4回表と5回表は3者凡退に抑えるなど粘りを見せたが、6回表には1死1、3塁のピンチを背負うと、坂倉将吾選手、堂林翔太選手に連続適時打を浴び、6回108球9安打1四球4奪三振4失点で降板した。

　打線は2回裏、鈴木大地選手、フランコ選手の連打で無死1、2塁の好機をつくるも、後続が倒れて得点ならず。続く3回裏には、小深田大翔選手の安打や四球などで1死1、2塁とするが無得点に終わり、苦しい展開が続く。それでも7回裏、浅村栄斗選手、渡邊佳明選手の連打で無死1、3塁の好機をつくると、太田光選手の2点適時三塁打、小深田選手の犠飛で1点差まで詰め寄った。

　7回以降は、弓削隼人投手、鈴木翔天投手、渡辺翔太投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、打線の反撃を待つ。しかし1点ビハインドで迎えた最終9回裏は、栗林良吏投手の前に3者凡退に倒れ、3対4で試合は終了した。敗れた東北楽天は、先発・古謝投手が6回9安打4失点。打線は終盤に3得点も、あと一歩及ばず、惜しくも敗れた。なお、浅村栄斗選手、渡邊佳選手が2安打を記録している。

　 １２３４５６７８９ 計
広 ０２０００２０００ ４
楽 ００００００３００ ３

広 ○玉村昇悟-ハーン-島内颯太郎‐S栗林良吏
楽 ●古謝樹‐弓削隼人‐鈴木翔天‐渡辺翔太

文・西嶋葵

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