6月9日、東京ドームで行われた巨人とオリックスの「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦は、4対1でオリックスが勝利した。
オリックスは初回、来田涼斗選手の内野安打や太田椋選手の四球などで1死1、2塁の好機を演出。続く西川龍馬選手の適時二塁打、紅林弘太郎選手の犠飛でこの回2得点とした。さらに3回表、太田選手が安打で出塁すると、1死1塁から西川選手の適時二塁打でリードを3点に広げる。
プロ初登板・初先発の佐藤一磨投手は初回、2死3塁のピンチを背負うが、岡本和真選手を中飛に打ち取り無失点に。以降は四球で走者を背負うも安打は許さず、5回73球1安打2四球3奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。
6回裏に鈴木博志投手が安打と2四球で1死満塁のピンチを招いて降板。代わった吉田輝星投手は犠飛で1点を失うも、後続を打ち取り、最少失点で切り抜けた。打線は直後の7回表、若月健矢選手、中川圭太選手の安打などで1死1、3塁の好機をつくり、来田選手の内野ゴロの間に1点を追加する。
7回以降は山田修義投手、本田仁海投手、マチャド投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、4対1で試合終了。佐藤投手がプロ初登板で初勝利を収め、チームは連勝を「5」に伸ばした。西川選手は3試合連続で初回に適時打を記録するなど、2安打2打点の活躍を見せている。
◇佐藤一磨投手 コメント
「マウンドに上がる前まではとても緊張していたんですが、ゲームに入ってからはいつもと同じように投げることができたと思います。(一軍のマウンドで)今の自分の力は出し切れたのかなと思いますし、すごいバッター達との対戦の中でもしっかりと勝負していくことができたところはよかったです」
123456789 計
オ 201000100 4
巨 000001000 1
オ ○佐藤一磨-鈴木博志-吉田輝星‐山田修義‐本田仁海‐Sマチャド
巨 ●菅野智之‐船迫大雅‐ケラー‐泉圭輔
文・西嶋葵
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