6月8日、バンテリンドームで行われた中日と東北楽天の「日本生命セ・パ交流戦2024」第2回戦は、7対2で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発・古謝樹投手は初回、2死から福永裕基選手の1号ソロで先制を許す。なおも2死2塁のピンチから、カリステ選手に適時打を浴び、序盤から2点を追う展開に。
打線は2回表、鈴木大地選手の安打と四球で無死1、2塁とし、渡邊佳明選手の適時打で1点を返す。さらに1死1、2塁から太田光選手が適時打を放ち、すぐさま同点とした。その後、敵失策で1死満塁と好機を得ると、小郷裕哉選手に4号満塁ホームランが飛び出し、スコアは6対2に。4回表には、村林一輝選手の適時内野安打で追加点を挙げ、リードを5点に広げた。
4回以降も、古謝投手は走者を背負いながらも要所を締める投球で無失点に抑え、6回88球9安打2四球3奪三振2失点で降板。続く7回裏は、渡辺翔太投手が3者凡退に抑えると、8回裏は松井友飛投手が無失点でつなぎ、リードは譲らない。7対2で迎えた最終9回裏は、ターリー投手が1死1、2塁のピンチを招きながらも、無失点で試合を締めた。
勝利した東北楽天は先発・古謝投手が6回9安打2失点の粘投でプロ初勝利。打線も9安打7得点とつながりを見せ、連勝を今季最長の「5」に伸ばした。なお、渡邊選手と太田選手が2安打1打点をマークしている。
123456789 計
楽 060100000 7
中 200000000 2
楽 ○古謝樹-渡辺翔太-松井友飛-ターリー
中 ●メヒア-橋本侑樹-勝野昌慶-梅野雄吾-齋藤綱記
文・丹羽里歩子
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