5月29日、東京ドームで行われた巨人と福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦2024」第2回戦は、0対1で福岡ソフトバンクが敗れた。
福岡ソフトバンクの先発・大関友久投手は初回、丸佳浩選手、吉川尚輝選手の安打などで2死2、3塁のピンチを背負うも後続を断ち、無失点で切り抜ける。その後は4回まで3イニング連続で3者凡退に打ち取り、安定した投球を披露。6回裏には3者連続三振を奪うなど、中盤以降も調子を落とすことなく、7回93球2安打1四球6奪三振無失点でマウンドを降りた。
大関投手の好投に応えたい打線は、度々チャンスを作るも、あと1本が出ず、得点につなげることができない。6回表には、四球や山川穂高選手の安打などで2死1、3塁と一打先制の好機を演出するが、後続が倒れ、無得点に終わる。以降も相手投手陣の前に得点を奪えず、試合は0対0のまま延長戦に突入。
10回裏は津森宥紀投手、11回裏は藤井皓哉投手がそれぞれ得点圏に走者を背負いながらも無失点でつなぐ。しかし12回表は、打線が2死1塁の好機を生かせず無得点で終わると、最終12回裏に登板したオスナ投手が、1死2塁のピンチから吉川尚輝選手の適時二塁打を浴び、痛恨のサヨナラ負け。1対0で敗れた福岡ソフトバンクは、先発・大関投手が7回2安打無失点の好投も、打線が好機を生かしきれなかった。なお、山川穂高選手が2安打をマークしている。
123456789101112 計
ソ 00000000000 0 0
巨 00000000000 1X 1
ソ 大関友久-ヘルナンデス-松本裕樹‐津森宥紀‐藤井皓哉-●オスナ
巨 堀田賢慎‐大江竜聖‐西舘勇陽‐高梨雄平‐バルドナード‐泉圭輔‐ケラー-○平内龍太
文・本田真由
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