終盤に突き放した千葉ロッテが8連勝 鈴木昭汰は無死満塁を無失点でしのぐ

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2024.5.26(日) 16:58

千葉ロッテマリーンズ・鈴木昭汰投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・鈴木昭汰投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月26日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第9回戦は、7対1で千葉ロッテが勝利し、連勝を「8」に伸ばした。

 千葉ロッテの先発・岩下大輝投手は、初回に四球で走者を出しながらも無失点に抑える。2回からの3イニングは、中村稔弥投手が2安打無四死球無失点と好リリーフを見せた。

 一方の打線は3回裏、小川龍成選手、荻野貴司選手の連打と四球で1死満塁の好機を演出。ここでソト選手がセンターへ2点適時打を放ち、先制に成功する。

 5回からは澤田圭佑投手、坂本光士郎投手がそれぞれ1イニングを無失点。7回表は澤村拓一投手が3四球で無死満塁のピンチを招いたが、代わった鈴木昭汰投手が無失点でしのぐ。8回表、国吉佑樹投手が山川穂高選手に適時打を浴び、なおも安打と四球で2死満塁とされたが、ここは益田直也投手が川村友斗選手を3球三振に仕留めた。

 直後の8回裏、安田尚憲選手、友杉篤輝選手、小川龍成選手の3連打などで2死満塁とし、押し出し死球で1点を追加。さらに、高部瑛斗選手の適時内野安打、ソト選手の2点適時二塁打で7対1と一気に突き放す。最終9回表は回跨ぎで益田投手が登板し、3者凡退で締めた。

 勝利した千葉ロッテは、8投手の継投で相手打線を封じた。6番手で登板した鈴木投手が、無死満塁のピンチを無失点で切り抜ける好リリーフを披露。打っては、ソト選手が2安打4打点の活躍を見せた。

 一方敗れた福岡ソフトバンクは、今季初の同一カード3連敗。先発のC.スチュワート・ジュニア投手は5回105球4安打3四球7奪三振2失点の投球。打線は再三好機をつくりながらも本塁が遠く、わずか1得点に終わった。

  123456789 計
ソ 000000010 1
ロ 00200005X 7

ソ ●C.スチュワート・ジュニア-藤井皓哉-ヘルナンデス-松本裕樹-又吉克樹
ロ 岩下大輝‐○中村稔弥‐澤田圭佑-坂本光士郎-澤村拓一-鈴木昭汰-国吉佑樹-S益田直也

文・谷島弘紀

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