【TEAMMATES事業】千葉ロッテに“入団”のYUSEI選手がチーム練習に初参加!

パ・リーグ インサイト 高橋優奈

2024.5.26(日) 10:00

投手陣にあいさつをするYUSEI選手【写真:球団提供】
投手陣にあいさつをするYUSEI選手【写真:球団提供】

 今シーズン、認定NPO法人Being ALIVE Japanが運営する「TEAMMATES事業」を通して千葉ロッテに入団した山崎悠成くん(以下、YUSEI選手)が、ZOZOマリンスタジアムでのチーム練習に初めて参加した。

◇入団会見の様子はこちら

 4月の入団会見以来、約1カ月半ぶりにユニフォームを着たYUSEI選手はやや緊張した様子で球場入り。それでも、投手陣のウォーミングアップの見学前には、前日8回12奪三振1失点と快投した佐々木朗希投手と談笑するなど、徐々にチームメイトたちと距離を縮めていく。

 投手登録ということで、黒木知宏コーチと小野晋吾コーチにあいさつ。黒木コーチからは「先発と中継ぎどっちがいい? 先発でいくか!」との言葉をかけられながらグータッチ。9月に始球式での“先発登板”が予定されているYUSEI選手へ、益田直也投手も「一緒に頑張ろう!」と激励した。

 内野に移動すると、根元俊一コーチにボールを渡すなどノックのお手伝いも。初めての練習補助を「いい経験になりました」と振り返った。

ダグアウトでの休憩中にはリラックスした表情も見られたYUSEI選手【写真:筆者撮影】
ダグアウトでの休憩中にはリラックスした表情も見られたYUSEI選手【写真:筆者撮影】

 そして、お待ちかねのランチタイムへ。「本日のおすすめ」の牛カルビを注文し、お茶碗いっぱいにご飯をよそう。副菜もたっぷり盛り付けていると、居合わせた和田康士朗選手も「俺より食べられるなあ」と感心!

「お昼ご飯が一番楽しみ」と話していただけに「ごちそうさまでした!」としっかり完食した。

 おいしいご飯でパワーチャージした後は、室内練習場にて投球と打撃の練習を行った。

練習前は念入りに準備運動【写真:筆者撮影】
練習前は念入りに準備運動【写真:筆者撮影】

 マリーンズ・ベースボールアカデミーの武藤一邦コーチ指導のもと、まずは投球練習から。「トントン、くるっ」という掛け声で肘の位置を確認し、体を回転させて投げる。「もう少し上の方に投げるイメージで」などのアドバイスを受け、少しずつ投球距離を伸ばしていった。

 続いて、グラブをバットに持ち替えたYUSEI選手。バッティングは人生で初めてだというが、次々と快音を響かせ、「そうそう、そういう感じ!」と武藤コーチもグッドサインを送った。

マリーンズ・ベースボールアカデミーの武藤一邦コーチがマンツーマンで丁寧に指導【写真:筆者撮影】
マリーンズ・ベースボールアカデミーの武藤一邦コーチがマンツーマンで丁寧に指導【写真:筆者撮影】

 練習後、武藤コーチから「お家でも握って感触をつかんでいってね」と手渡されたボールを大事そうに持ちながらインタビューに応じたYUSEI選手は、初回の練習を「特にバッティング練習が楽しかったです」と充実した表情で振り返る。次回は「ロッテ浦和球場で選手とお話がしたい」と、ファーム本拠地での活動にも意欲を見せた。

 千葉ロッテの選手として、これからますます成長するYUSEI選手の姿が楽しみで仕方ない。

インタビューにハキハキと応じてくれたYUSEI選手【写真:筆者撮影】
インタビューにハキハキと応じてくれたYUSEI選手【写真:筆者撮影】

取材・文 高橋優奈

関連リンク

「TEAMMATES事業」で千葉ロッテへ。山崎悠成くんの“入団会見”レポート
今季は計9回実施「マリーンズ・キッズボールパーク」
風が強い日のZOZOマリンスタジアム観戦で気をつけたいこと
今年はブラック×オリーブグリーン×ピンク! BLACK SUMMER WEEK限定ユニ
M☆Splash!! 2024年メンバー名鑑

記事提供:

パ・リーグ インサイト 高橋優奈

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE