トレードで鷹入団の松田遼馬が会見「やってやろう」。背番号は「42」

Full-Count 福谷佑介

2018.7.28(土) 12:40

:ヤフオクドーム内で入団会見を行った松田遼馬【写真:藤浦一都】
:ヤフオクドーム内で入団会見を行った松田遼馬【写真:藤浦一都】

チームには松田宣浩がおり、ユニホーム表記は「R.MATSUDA」

阪神から福岡ソフトバンクへトレードとなった松田遼馬投手が28日、ヤフオクドーム内で入団会見を行った。飯田優也投手との交換トレードでホークスの一員となる松田遼は「チームの優勝に貢献出来るように頑張ります。よろしくお願いします。今はやってやろうという気持ちがあります」と決意を述べた。

背番号は「42」。チームには松田宣浩内野手がいるため、スコアボードの表記は「松田遼」、ユニホーム表記は「R.MATSUDA」となる。

長崎・波佐見高校から2011年のドラフト5位で阪神に入団した松田遼。2年目の2013年に1軍で27試合に登板するなど、1軍登板111試合の実績を持つ。

力強い真っ直ぐが最大の武器で「パ・リーグの打者は本塁打もありますし力強く振ってくる。そういう打者を抑えて生きたい。強い真っ直ぐが売りなので、そこをアピールしていきたいです。必要とされるところで役割を果たしていきたい」と語った。

守護神のサファテやセットアッパーの岩嵜が故障で離脱し、キューバ人左腕のモイネロも不振でファームに降格となっている福岡ソフトバンク。リリーフ陣の台所事情は苦しく、今いる面々にも大きな負荷がかかっている。

福岡ソフトバンクの三笠杉彦球団統括本部本部長は「強いボールを投げる投手として高く評価していた。(飯田と同様に)いいところを持っているけど、チーム事情でなかなか1軍の機会がない中で阪神さんと話がまとまった。1軍のセットアッパーとして期待している」と、トレードの狙いを説明した。

新たにチームメートとなる松田宣浩は「熱男!」のパフォーマンスで有名。この日フォトセッションでカメラマンから「熱男!」のパフォーマンスを求められ、それに応えた松田遼だったが、「まずはプレーで喜んでもらえるようにしたいです」。福岡ソフトバンクの厳しい台所事情を救う救世主として期待される。

記事提供:Full-Count

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