デビュー戦のアルシアが放ったファウルボールがベンチの大谷を…
エンゼルスのフランシスコ・アルシア捕手がメジャーデビュー戦で一発を含む2安打4打点の大活躍を見せた。26日(日本時間27日)、本拠地ホワイトソックス戦で「8番・捕手」でスタメン出場し、大仕事をやってのけた。待望のメジャー1号の直前に起きたヒヤリとする出来事をMLB公式サイト内の人気コーナー「CUT4」が伝えている。
この日の試合前にエンゼルスの正捕手マルドナードがアストロズにトレードされ、急遽マイナーから昇格を果たしたアルシア。1点を追う2回2死走者なしで迎えた第1打席。1ストライクからの2球目を捉えた打球は三塁ベンチの大谷にあわや直撃という当たりだった。
アルシアがメジャー初打席で放ったファウルボールにベンチの大谷も身振り手振りで間一髪だったことをチームメートに伝えていた。それでもアルシアは7回の第4打席でメジャー初安打、初本塁打となる1号3ランを放ってみせた。
同サイトは「キャリア初打席で打ったファウルボールはもう少しでショウヘイ・オオタニに当たるところだった…そしてその後に本塁打を打って償った」と、アルシアの激動の1日を紹介している。
記事ではメジャー初打席は常にストレスがかかり、ミスを犯したくない状況に陥るとし、「アルシアはメジャーリーグ初打席で想像し得る最大の無礼を働くところだった。彼はもう少しでショウヘイ・オオタニに打球を当てるところだった」とレポートしている。
アルシアはマイナー生活12年、3球団を渡り歩いた28歳の苦労人。エンゼルスは正捕手のマルドナードを失ったが、オールドルーキーが上々のデビューを飾った。
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