福岡ソフトバンクの飯田優也と阪神の松田遼馬が交換トレード

パ・リーグ インサイト

2018.7.26(木) 15:34

7月26日、福岡ソフトバンクの飯田優也投手と、阪神の松田遼馬投手の交換トレードが成立。福岡ソフトバンクの公式サイトが発表した。

多彩な変化球を持つ「鷹育成」ブランド出身左腕

福岡ソフトバンクから阪神に移籍する飯田投手は、27歳、プロ6年目左腕だ。2012年の育成ドラフト3位で福岡ソフトバンクに入団し、2014年に支配下登録を勝ち取る。2015年と2016年は30試合以上に登板したが、コントロールに苦しみ年々登板数は減っていた。

今季の一軍登板は4月22日の北海道日本ハム戦が唯一で、0.1回を投げて2失点、防御率54.00という結果。ファームでは22試合に登板し、0勝3敗1セーブ、防御率4.01という成績だった。

飯田投手は「まだ気持ちの整理がつかずただ驚いているというのが正直なところですが、これから新しいプロ野球人生が始まるんだなと思っています。5年半という短い期間でしたが、監督・コーチ、チームのみんな、そしてファンの皆さんにここまで育てて貰って感謝しています。新たなチームで活躍をして、恩返ししていきたいです」とコメントした。

飯田優也投手
1990年11月27日生 左投左打 186センチ86キロ
経歴:神戸弘陵高校-東京農業大学生産学部
通算:97試合3勝6敗10H 163.1回155奪三振 防御率3.31

「中継ぎ王国」を誇った虎の本格派右腕

阪神から福岡ソフトバンクに移籍する松田投手は、プロ7年目の23歳。2011年ドラフト5位で阪神に入団している。2015年は30試合に登板し、2016年は22試合登板で防御率1.00という成績を残した。

最速153キロの直球を武器とし、昨季は26試合で防御率5.05ながらプロ初先発も経験している。今季一軍登板はなく、ファームでは15試合登板で0勝4敗3セーブ、防御率5.91だった。

松田投手は「突然のことでびっくりしましたが、必要としてもらって呼んでもらっていると思うので、頑張りたいという気持ちが強いです。しっかりアピールして戦力になれるように頑張ります。一軍だけでなく、二軍にいる時でもすごく応援してくれるファンの方々がたくさん居て、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」とコメントした。

松田遼馬投手
1994年2月8日生 右投右打 184センチ89キロ
経歴:波佐見高校
通算:111試合6勝6敗14H 128.1回122奪三振 防御率4.07

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE