4月20日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第5回戦は、3対3で引き分けに終わった。

　福岡ソフトバンク先発のモイネロ投手は3回表、1死1、3塁から宗佑磨選手の適時打で先制を許すと、なおも2死2、3塁の場面でセデーニョ選手の適時二塁打を浴び、スコアを0対2とされる。続く4回表には福田周平選手にも適時打を許し、4回97球7安打1四球5奪三振3失点でマウンドを降りる。

　打線は6回裏、1死から3者連続四球で満塁の好機を得ると、柳田悠岐選手の押し出し死球、山川穂高選手の犠飛で1点差に迫る。なおも1死満塁で、栗原陵矢選手が押し出し四球を選び、3対3の同点に。その後の勝ち越しはならずも、石川柊太投手、津森宥紀投手、オスナ投手が無失点で踏ん張り、試合は延長戦へ。

　延長10回表は松本裕樹投手、11回表は藤井皓哉投手がつなぐと、11回裏は3四球で2死満塁の好機をつくる。しかし、牧原大成選手が凡打に打ち取られると、最終12回裏は3者凡退に倒れ、3対3のまま試合終了。

　福岡ソフトバンクは、石川投手がリリーフで登板し、3回1安打無失点の好投を披露。一方のオリックスは、6回裏に同点に追い付かれるも、その後はリリーフ陣が踏ん張った。打線では、福田選手と若月健矢投手がそれぞれ2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９101112 計
オ ００２１００００００００ ３
ソ ０００００３００００００ ３

オ 東晃平-山田修義-阿部翔太-小木田敦也-マチャド-平野佳寿-古田島成龍-吉田輝星
ソ モイネロ-石川柊太-津森宥紀-オスナ-松本裕樹-藤井皓哉-杉山一樹

文・杉森早翔

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