鈴木大地が決勝タイムリー! 東北楽天が延長戦を制す

パ・リーグ インサイト

2024.4.10(水) 21:50

東北楽天ゴールデンイーグルス・鈴木大地選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・鈴木大地選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月10日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東北楽天の第2回戦は、5対4で東北楽天が勝利した。

 東北楽天の先発は岸孝之投手。2回裏にセデーニョ選手の2号ソロ、3回裏に内野ゴロの間にそれぞれ1点を失うも、それ以外のイニングは要所を締めて得点を許さず。6回80球7安打2四球2奪三振2失点でマウンドを降りた。

 打線は3回表、鈴木大地選手の四球、太田光選手の犠打で1死2塁の好機をつくり、辰己涼介選手の適時打で同点に追い付く。1点を追う5回表には、2死1、2塁から村林一輝選手の2点適時三塁打、続く小郷裕哉選手の適時打で3点を奪い、4対2と逆転に成功した。

 リリーフ陣は7回裏を酒居知史投手が3者凡退でつないだが、8回裏に宋家豪投手がセデーニョ選手に3号2ランを被弾して試合は振り出しに。9回裏は西垣雅矢投手が3者凡退でつなぎ、4対4で延長戦へ突入する。

 10回表に田中和基選手、阿部寿樹選手の安打で2死1、3塁の好機を演出。一打勝ち越しの場面で打席に入った鈴木大選手は、フルカウントからの6球目を打ち返すと、打球は投手強襲の適時内野安打となった。

 10回裏は則本昂大投手が登板。2死から森友哉選手、宗佑磨選手の連続安打でピンチを迎えるものの、最後は若月健矢選手をゴロに打ち取り、5対4で試合は終了した。プロ3年目の西垣投手がプロ初勝利をマーク。小郷選手、阿部選手、鈴木大選手、辰己選手は2安打を放った。

 一方敗れたオリックスは、プロ初先発のドラフト5位ルーキー・高島泰都投手が4.2回5安打2四球3奪三振4失点の内容。打線はセデーニョ選手が2本塁打を放つなど12安打4得点も、あと一歩及ばなかった。

  12345678910 計
楽 0010300001 5
オ 0110000200 4

楽 岸孝之‐酒居知史‐宋家豪-○西垣雅矢‐S則本昂大
オ 高島泰都‐阿部翔太‐古田島成龍‐マチャド‐●山崎颯一郎

文・薗田陽和

関連リンク

試合詳細/動画
【動画】村林一輝、小郷裕哉が連続タイムリー! 3得点を奪い逆転
東北ゴールデンエンジェルス 2024年メンバー名鑑
4月12日~18日は「楽天イーグルス ラーメンまつり」開催

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE