4月7日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第3回戦は、11対1で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武は初回、外崎修汰選手と佐藤龍世選手の適時打で3点を先制すると、4回表には岸潤一郎選手と源田壮亮選手の適時打でさらに2点を加える。頼もしい援護をもらった先発・松本航投手は、初回から安定した投球を見せ、4回からは4イニング連続で3者凡退に抑えるなど、相手打線に付け入る隙を与えない。

　打線は8回表、栗山巧選手、岸選手、古賀悠斗選手、西川愛也選手に適時打が生まれ、一挙6得点。8回裏に、松本投手が押し出しの四球で1点を失うも、10点リードで迎えた最終9回裏は、移籍後初登板の中村祐太投手が試合を締めた。

　勝利した埼玉西武は、先発・松本航投手が8回94球4安打1四球5奪三振1失点（自責点0）で今季初勝利をマーク。打線ではアギラー選手、栗山選手、岸選手が2安打をマークしている。一方敗れた北海道日本ハムは、先発・上原健太投手が、5回87球6安打2四球3奪三振5失点と試合を作れず、今季初の連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ３００２０００６０ 11
日 ０００００００１０ １

西 ○松本航-中村祐太
日 ●上原健太-生田目翼-山本拓実-杉浦稔大

文・成田理亮