3月31日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第3回戦は、5対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・C.スチュワート・ジュニア投手は、4回まで得点圏に走者を進めない落ち着いた投球を見せる。5回裏には、森友哉選手と頓宮裕真選手に続けて四球を与えると、宗佑磨選手の犠打で1点を献上したが、後続を断ち、5回1安打3四球3奪三振1失点で降板した。

　打線は5回表、ウォーカー選手に移籍後初となるソロホームランが飛び出し先制に成功。同点で迎えた7回表には、1死から近藤健介選手が安打で出塁すると続く栗原陵矢選手、ウォーカー選手の連続適時打で2点を勝ち越す。続く8回表にも今宮健太選手の適時二塁打でさらに1点を追加し、スコアを4対1とする。

　8回裏には、藤井皓哉投手が杉本裕太郎選手の適時打で1点を失ったが、9回表に栗原選手の犠打で1点を追加。最終9回裏はオスナ投手が無失点で締めて、福岡ソフトバンクが5対2で勝利を収めた。ウォーカー選手、栗原選手がそれぞれ2打点をマークしている。

　一方敗れたオリックスは、先発・田嶋大樹投手が5回2安打2四球3奪三振1失点の内容。打線はわずか4安打に抑え込まれるなど、苦しい試合展開となった。なお、西川龍馬選手が2安打を記録している。

　 １２３４５６７８９ 計
ソ ００００１０２１１ ５
オ ００００１００１０ ２

ソC.スチュワート・ジュニア-○津森宥紀-松本裕樹-藤井皓哉-Sオスナ
オ 田嶋大樹-吉田輝星-●小木田敦也-山田修義-高島泰都

文・伊藤愛華

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