3月24日、東京ドームで行われた巨人と東北楽天のオープン戦は、7対6で東北楽天が勝利。オープン戦を9勝6敗2分で終えた。

　東北楽天は初回、小深田大翔選手の二塁打などで2死2塁とすると、浅村栄斗選手の適時打で先制に成功。しかし直後の1回裏、先発・内星龍投手は、1死2塁から丸佳浩選手の1号2ランで逆転を許す。3回裏には3者連続三振をマークするも、続く4回裏には2本塁打を浴びるなど、4回64球7安打無四球5奪三振5失点でマウンドを降りた。

　反撃したい打線は6回表、小郷裕哉選手の安打や四球などで1死満塁とすると、2者連続の押し出し四球で2得点。なおも1死満塁の好機から、田中和基選手の適時打で1点差に迫ると、敵失策の間に走者が生還し同点に追いつく。さらに7回表には、四球などで1死満塁とし、島内宏明選手の適時打で勝ち越しに成功。スコアを7対5とする。

　2点リードで迎えた7回裏はターリー投手、8回裏は渡辺翔太投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、最終9回裏は則本昂大投手が登板。梶谷隆幸選手の適時打で1点を失ったが、リードは譲らず試合を締めた。田中和選手が2安打1打点、小深田選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 １００００４２００ ７
巨 ２００３００００１ ６

楽 内星龍-松田啄磨-○藤平尚真-ターリー-渡辺翔太-S則本昂大
巨 高橋礼-馬場皐輔-西舘勇陽-●ケラー-中川皓太-大勢

文・谷島弘紀

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