3月23日、東京ドームで行われた巨人と東北楽天のオープン戦は、1対1で引き分けに終わった。
東北楽天先発の荘司康誠投手は、初回に3者連続三振を奪うと、2回以降は走者を出しながらも要所を抑え、4回裏2死1塁の場面で降板。3.2回61球2安打1四球6奪三振無失点の内容だった。しかし6回裏、2番手・清宮虎多朗投手が四球と安打で1死1、3塁のピンチを招くと、代わった伊藤茉央投手が犠飛を許し、1点を失う。
一方の打線は、8回まで安打は田中和基選手の1本のみと、得点圏に走者を進めることができない。それでも9回表、2死から代打・鈴木大地選手の安打、浅村栄斗選手の四球で1、2塁の好機をつくると、島内宏明選手の適時打で同点に追い付いた。9回裏は西垣雅矢投手が3者凡退に抑え、1対1で試合終了。
6回以降に登板した4投手は、それぞれ1イニングを無失点でつなぐ好リリーフを見せた。島内選手は2試合連続安打をマーク。オープン戦の打率.313と3割をキープしている。
123456789 計
楽 000000001 1
巨 000001000 1
楽 荘司康誠-清宮虎多朗-伊藤茉央‐藤平尚真‐酒居知史‐宋家豪‐西垣雅矢
巨 グリフィン-井上温大-ケラー‐バルドナード‐大勢
文・西嶋葵
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