3月17日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武のオープン戦は、9対3で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・モイネロ投手は初回に3安打を許し、1点を失う。しかし2回以降は走者を出す場面もありながら、粘り強く投げ進め、5.1回104球5安打1四球6奪三振2失点で降板した。

　一方の打線は初回、四球と二塁打で無死2、3塁の好機を演出し、栗原陵矢選手の内野ゴロの間に走者が生還。同点に追い付くと、続く山川穂高選手の適時打で勝ち越しに成功した。3回裏には栗原選手の本塁打で1点を追加。さらに5回裏には山川選手、近藤健介選手、中村晃選手の連続適時打などで7対1と突き放した。

　救援陣は6回途中から登板した鍬原拓也投手が1失点も、7回表からは藤井皓哉投手、松本裕樹投手が無失点でつなぐ。打線は8回裏に海野隆司選手の適時打で2点を追加すると、9回表を又吉克樹投手が無失点に抑え、試合を締めた。

　勝利した福岡ソフトバンクは、打線が爆発。山川選手が2安打2打点、近藤選手が2安打1打点、緒方理貢選手が2安打をマークした。一方、埼玉西武は先発・松本航投手が5回10安打3四球7失点（自責点6）。打っては栗山巧選手、源田壮亮選手、炭谷銀仁朗選手に適時打が生まれている。

　 １２３４５６７８９ 計
西 １００００２０００ ３
ソ ２０１０４００２Ｘ ９

西 ●松本航-佐藤隼輔-本田圭佑-豆田泰志
ソ ○モイネロ-鍬原拓也-藤井皓哉-松本裕樹-又吉克樹

文・谷島弘紀

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