オリックスは2月12日、SOKKENスタジアムにて紅白戦を実施した。
紅組・井口和朋投手は2回裏のマウンドに上がり、この紅白戦初めての3者凡退に抑える好投を披露。先頭・福永奨選手をショートフライ、続く木下元秀選手をセカンドゴロに打ち取り、平野大和選手の打球は自ら処理するなど、危なげない投球でイニングを終えた。
3回裏には、吉田輝星投手が紅組の3番手として移籍後初のマウンドに上がり、先頭打者・上野響平選手から見逃し三振を奪う。後続も難なく打ち取るなど、わずか12球で3者凡退に抑え、存在感を示した。
打線は4回裏、白組・廣岡大志選手が2死走者なしの場面で打席に入ると、前佑囲斗投手が投じた2球目をレフトスタンドまで運び、先制に成功。
5回裏には、ドラフト1位・横山聖哉選手が紅組の代打で登場すると、中田惟斗投手のストレートを右前に運び、プロ初打席で初安打をマーク。かつて吉田正尚選手がつけていた背番号「34」を背負うルーキーの活躍に期待したい。
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