◇埼玉西武　呉念庭が退団へ

　埼玉西武は、呉念庭選手が今季限りで退団し、台湾に帰国すると発表した。呉選手のコメントは以下の通り。

◇呉選手 コメント
「今シーズンをもって、8年間在籍した埼玉西武ライオンズを退団いたします。ライオンズには、2016年から2023年の8年間在籍し、監督・コーチをはじめ、選手、スタッフのみなさん、関係者のみなさま、いつも声援を送ってくれた大勢のファンの心強いサポートのおかげで、厳しいプロ野球の世界で今日までやってこられました。私を、心身共に成長させてくれたみなさまに、深く感謝を申し上げます。

『日本でプロ野球選手になる』そんな夢を見ていた少年野球時代の私に、信じられないくらいのたくさんの夢を、ライオンズで叶えさせてもらいました。

　シーズン終了後に、球団と話し合い、新しい目標と挑戦のために、日本を離れる決意をしました。最後まで、親身になって、私の選択を尊重してくれたライオンズに、感謝の念に堪えません。まだ将来のことはわかりませんが、感謝の気持ちと積極的に挑む姿勢をもって、ライオンズでの経験を糧に台湾でより一層精進していきます。

　最後に、私はライオンズを離れることになりますが、引き続き、この球団に熱い声援をどうぞよろしくお願いします。私と出会ってくれた全てのみなさまへ、本当に本当にありがとうございました」

　また、宮川哲投手、平良海馬投手、岡田雅利選手、渡部健人選手、金子侑司選手の5選手と契約更改を行った。

◇北海道日本ハム　ポンセが自由契約に

　北海道日本ハムは、ポンセ投手が契約保留選手名簿から外れ、自由契約選手となることを発表した。ポンセ投手は加入1年目の昨季、8月27日の福岡ソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成するなど、14試合で3勝5敗、防御率3.35をマーク。今季は10試合に登板し、4勝5敗、防御率3.66の成績だった。

　また、田中正義投手、上原健太投手、玉井大翔投手、淺間大基選手、杉浦稔大投手の5選手と契約更改を行った。

◇東北楽天　外国人3選手と契約更新

　東北楽天は、宋家豪投手、フランコ選手、王彦程投手（育成）と2024シーズンの選手契約を締結すると発表。また、島内宏明選手、茂木栄五郎選手と契約更改を行った。

◇千葉ロッテ　中村奨吾が選手会長に就任

　2024年シーズン、千葉ロッテの新選手会長に中村奨吾選手が就任する。中村奨選手は「益田（直也）さんから選手会長を引き継がせていただくことになりました。益田さんがチームをいい方向へと導いてくれた流れを引き継いで、しっかりとチームのために動いていきたいと思っています」とコメントを寄せた。また、副会長は小島和哉投手と岩下大輝投手。選手会役員を安田尚憲選手と山口航輝選手が務める。

　また、角中勝也選手が「2023 スカパー！ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」を受賞した。7月24日（月）の福岡ソフトバンク戦、0対1で迎えた9回裏に放った代打逆転サヨナラ2ランが、年間大賞に選ばれている。

◇オリックス　西川龍馬が入団会見

　オリックスは、国内FA権を行使して広島から移籍した西川龍馬選手の入団会見を行った。西川選手はプロ8年目の今季、109試合で打率.305、9本塁打、56打点の成績を残すなど、巧みなバットコントロールで通算打率.299の好成績をマークしている。

◇福岡ソフトバンク　デスパイネら外国人選手5名と来季の契約結ばず

　福岡ソフトバンクは、ガンケル投手、ガルビス選手、アストゥディーヨ選手、ホーキンス選手、デスパイネ選手と来季の契約を締結しないと発表した。デスパイネ選手は2017年に千葉ロッテから福岡ソフトバンクに移籍。今季は6月に福岡ソフトバンクと再契約を結んだが、20試合の出場、打率.071にとどまった。

　また、選手育成のため下記の10選手をドライブライン・ベースボール（シアトル）へ派遣すると発表。期間は12月4日から9日までを予定している。

◇派遣選手
松本晴投手・田上奏大投手・三浦瑞樹投手・前田純投手・古川侑利投手・生海選手・リチャード選手・吉田賢吾選手・渡邉陸選手・川村友斗選手

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関連リンク

・コディ・ポンセ投手について
・5選手が契約更改（北海道日本ハム）
・外国人選手の契約に関して（東北楽天）
・【契約更改】12/1（金）島内宏明選手、茂木栄五郎選手
・呉念庭選手の退団について
・契約更改のお知らせ（埼玉西武）
・2024年度選手会役員決定のお知らせ（千葉ロッテ）
・角中勝也選手が「2023 スカパー！ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」受賞
・西川龍馬選手 入団発表記者会見レポート
・来季契約について（福岡ソフトバンク）