パ・リーグ5球団が勝率5割超え
■オリックス 8-3 東北楽天(11日・楽天生命パーク)
オリックスは11日、敵地の東北楽天戦に8-3で勝利し、前半戦を貯金2で締めた。この日1軍昇格したばかりの3年目外野手・杉本裕太郎が今季初出場初スタメンで満塁ホームランを放つ活躍を見せた。
3回まではオリックス金子千尋、東北楽天・辛島航の両先発が互いに一歩も譲らず、0-0の均衡を保った。だが、4回にオリックス打線が突破口を見出す。
1死からロメロが遊安で出塁すると、吉田正尚が中前打、伏見寅威が右前打で満塁の好機を生む。ここで打席に立った武田健吾がセンターへ先制タイムリー。なおも満塁で打席に立った杉本は、バックスクリーンに飛び込む豪快な満塁弾を放ち、辛島をKOした。
マウンド上の金子は5回に田中和基に3ランを許すが、6回1/3を7安打3失点(自責3)。打線の援護と救援の好リリーフで今季4勝目を挙げた。
オリックスはこれで39勝37敗4分とし、前半戦を貯金2でターン。パ・リーグは東北楽天を除く5球団が勝率5割超えで前半戦を終えた。
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