11月4日、京セラドーム大阪で行われたオリックスとの「SMBC日本シリーズ2023」第6戦は、5対1でオリックスが勝利した。
オリックスの先発は山本由伸投手。2回表にノイジー選手の1号ソロで先制を許したが、以降は走者を背負いながらも要所を締める投球を続けた。8回を終えた時点で126球8安打1死球12奪三振1失点の内容。
打線は2回裏、ゴンザレス選手、杉本裕太郎選手の連打で無死2、3塁の好機をつくり、1死から若月健矢選手の適時打、中川圭太選手の犠飛で勝ち越しに成功。5回裏には紅林弘太郎選手に1号2ランが生まれ、4対1で試合は折り返した。
オリックスは8回裏にも頓宮裕真選手の2号ソロで1点を追加、5点リードで迎えた9回表は、山本投手が続投した。先頭打者から三振を奪い、日本シリーズ最多タイの13奪三振を記録する。
続く木浪聖也選手に安打を浴びて1死1塁となったが、代打・渡邉諒選手を見逃し三振に仕留め、シリーズ最多奪三振記録を更新。最後は近本光司選手を内野ゴロに打ち取り、完投勝利をマークした。
勝利したオリックスは、山本投手が9回138球9安打1死球14奪三振1失点と快投。対戦成績を3勝3敗とし、日本シリーズ最終戦につなげた。2ランを放った紅林選手は、シリーズ打率.438と好調を維持している。
123456789 計
神 010000000 1
オ 02002001X 5
神 ●村上頌樹-西勇輝
オ ○山本由伸
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