「投手の整備を一番の課題に」小久保裕紀監督就任会見

パ・リーグ インサイト

2023.10.23(月) 20:50

福岡ソフトバンクホークス・小久保裕紀新監督(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・小久保裕紀新監督(C)パーソル パ・リーグTV

 10月23日、福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀新監督が、監督就任会見を行った。会見の主な一問一答は以下の通り。

ーー監督に就任した今の率直な気持ち
「ヘッドコーチで3年前に会見したときの方が緊張しているかなという感じ。3年間ホークスの中の人間としてやったなかで、二軍監督から昇格という形での監督なので、チームの中を知っているという点では、有利にスタートを切れると思っています」

ーー今のチームの課題
「(王貞治)会長のイズムってなにかと考えたときに、主力選手がチームの先頭に立って引っ張れる球団であり続けるべきだと思う。今の打の中心といえば柳田(悠岐)、近藤(健介)。今年も全試合出場して引っ張ってくれたんですけど、勝つためにはどうしたらいいのかというところで同じ方向に向かってやっていくなかでは、主力の手本意識というのは欠かせないと思っています」

ーーどういう野球をする
「戦術は最後に落とし込むんですけど、もちろん投手陣、特に先発投手の整備というのが一番の課題だと思っています。それよりも美しさと言いますか、ファンに愛されるチーム、球団、選手であるべきだと思うなかで、画面を通して今のホークスの野球がどう映っているかということを、選手たちも感じながら、見られているという意識を持ちながら戦うべきだと思っている。

 細かな戦術の話はいろいろありますけど、大まかには見た目も含め、プレーの美しさも求め、グラウンドでの振る舞い、インタビューでの受け答え、そういうのも全てがつながってくると思う。僕自身もそこを完璧にできているとは思っていないんですけど、共にそこを意識しながらやっていきたいなと思います」

ーー守り勝つ野球がしたいか、打ち勝つ野球がしたいか
「おそらく、会長は打ち勝つ野球をしたいと思っていると思いますが、まずは投手の整備を一番の課題にして取り組んでいきたいと思います。あとはその場その場に応じた作戦ですけど、二軍監督をしていて、練習すればするほどゲームでの成功率が上がるということがこの2年間ではっきりわかったので、できないことは練習するしかない。サインが出ない選手は柳田と近藤のみですよね。そのほかの選手は、勝つために自己犠牲を強いられるということも大事かなと思っています」

ーー要所では細かい作戦を用いて、1点を取りにいく姿勢も見せるか
「シーズンは長いですからね。序盤、中盤、終盤と当然戦い方は変わってきますけど、基本的には投手力をしっかり整備して、甲斐拓也含めキャッチャーとピッチャーとのコミュニケーションを大切にしていきたいです」

ーー就任1年目の目標
「パ・リーグ優勝、日本一です。それ以外ないので。とにかくそこを目指します」

ーー福岡ソフトバンクファンへのメッセージ
「ずっと勝ち続けてきた球団で、『勝つのが当たり前』というところもあったと思いますが、ここ3年は優勝から遠ざかっていて、この時期にPayPayドームで野球がないという寂しさも感じていると思います。なんとかこの時期までプレーして、ファンのみなさまに球場まで足を運んでもらうためにも勝つしかないと思うので、精一杯頑張ります」

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