10月13日に「2023 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージの前日記者会見が行われた。千葉ロッテからは吉井理人監督、中村奨吾選手、福岡ソフトバンクからは藤本博史監督、今宮健太選手が登壇。短期決戦への意気込みを語った。
2勝先取の短期決戦。第1戦の予告先発は佐々木朗希とC.スチュワート・ジュニア
本拠地開催を勝ち取った千葉ロッテの吉井監督は、「今年1年チャレンジャーとしてやってきたので、このパーソル CS パもチャレンジャーのつもりで」と語り、中村選手は、「1日でも長く谷保さんにアナウンスをしていただけるように、チャレンジャーの精神を持って戦っていきたい」とコメントした。
対する福岡ソフトバンクの藤本監督は、「3位なので本当のチャレンジャーとして、全力で戦って盛り上げていきたい」と意気込む。今宮選手は、「今年は3位でここに来ましたので、まずは千葉ロッテを倒せるように全力でぶつかっていきたい。明日に合わせて今日も練習し、万全な状態で」と語った。
初戦の予告先発は、千葉ロッテ・佐々木朗希投手、福岡ソフトバンク・C.スチュワート・ジュニア投手と発表された。吉井監督は「チーム事情で先発投手が足りないので、佐々木朗希が間に合ってくれて助かった。彼のピッチングをしてくれれば」、藤本監督は「今年1番伸びた選手。試合をつくってくれる投手なので、勝負できると思います」と期待を寄せた。
「パーソル CS パ」のキーマンは?
吉井監督は相手の印象を問われると、「プレーオフ常連のチームで、力のあるチーム。こちらも油断せずにしっかりやっていきたい」とコメントし、キーマンには選手全員を挙げた。「短期決戦はどこからラッキーボーイが出てくるかわからないので、一つのアウトを取ること、一つの点を取ることに集中してやっていきたい」と語り、警戒選手も全員と、短期決戦へ一切の油断はない様子。
中村選手は、シーズン終盤はパーソル CS パを争う、緊張が続く戦いが多かったので、その緊張感を持ったまま戦っていきたい」と話した。「福岡ソフトバンクは良い投手が多いですし、どこからでも点が取れる打線なので、得点されないように守備からしっかりやっていきたい」と語った。
藤本監督は千葉ロッテについて、「バランスの取れた良いチーム」とコメント。キーマンについて問われると、「ここにいる今宮くんと言いたいんですけど、周東くんで」と盗塁王を指名。「塁に出れば脅威になる。投手をけん制することもできるので、周東の出塁を期待しています」と語る。
今宮選手は、「佐々木朗希くんが先発するという予告を受けましたので、まずはそこに向かって、目先の1勝だけを考えて、チーム一丸となって取りに行きたい」と語る。「千葉ロッテはいつも明るくて、楽しそうに良い野球をやっている姿が印象的。良い選手ばかりなので、簡単な戦いになるわけがない。気迫で、気持ちで負けないように戦っていくのみです」と力強く締めた。
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