10月2日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第23回戦は、6対0で福岡ソフトバンクが快勝し、単独2位となった。
1回裏、周東佑京選手の安打と川瀬晃選手の犠打で1死2塁の好機を演出すると、柳田悠岐選手が先制適時打を放つ。なおも2死3塁の場面では中村晃選手の適時打で1点追加。続く2回裏にも、二塁打で出塁した柳町達選手が1死3塁から遊ゴロの間に生還し、序盤から3点のリードを得る。
先発・大関友久投手は、5回まで3者凡退のイニングを3度つくる好投。6回表、先頭の小深田大翔選手に安打を浴びたところで緊急降板したが、2番手・又吉克樹投手が併殺打と二ゴロで切り抜けた。
6回裏に押し出し四球、7回裏は2死1、3塁から相手の失策で2人の走者が生還。6点リードの9回表は、5番手・津森宥紀投手が3者凡退で締めた。大関投手が6回途中4安打1四球5奪三振無失点で5勝目、中村晃選手は2安打1打点を記録している。
敗れた東北楽天は、先発・田中将大投手が5回5安打1四球1奪三振3失点。打線では浅村栄斗選手が2安打を放ったが、計4安打無得点で4位に転落した。
123456789 計
楽 000000000 0
ソ 21000120X 6
楽 ●田中将大-鈴木翔天-安樂智大-藤井聖
ソ ○大関友久-又吉克樹-藤井皓哉-甲斐野央-津森宥紀
文・高橋優奈
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