9月30日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第24回戦は、3対2で福岡ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちを収め、単独2位をキープした。
福岡ソフトバンクの先発・板東湧梧投手は、2回表に田宮裕涼選手の適時二塁打で1失点。4回表も田宮選手の適時打で1点を追加される。それでも、5回表は無死1、3塁のピンチを無失点で切り抜け、6回6安打1四球3奪三振2失点にまとめた。
打線は5回裏、甲斐拓也選手の適時打で1点を返す。その後は両軍無得点の展開が続き、迎えた9回裏。先頭・柳田悠岐選手のライトのホームランテラスに放り込む21号ソロで同点に。さらに、1死から中村晃選手がライトのポール際に打球を突き刺し、サヨナラの5号ソロ。チームの中核となる2選手の勝負強い一発で、勝利を手繰り寄せた。
一方敗れた北海道日本ハムは、先発の田中瑛斗投手が5回2安打3四球3奪三振1失点で勝利投手の権利を持って降板。田宮選手が2安打2打点と活躍し逃げ切りを図ったが、守護神・田中正義投手が痛恨の2被弾。田中瑛投手の今季初勝利とはならなかった。
123456789 計
日 010100000 2
ソ 000010002X 3
日 田中瑛斗-福田俊-玉井大翔-河野竜生-●田中正義
ソ 板東湧梧-又吉克樹-藤井皓哉-○甲斐野央
文・武澤潤
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