9月23日、佐藤薬品スタジアムで行われたオリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦第29回戦は、6対5でオリックスが勝利した。

　オリックス先発の川瀬堅斗投手は初回、2死1塁から林晃汰選手の適時二塁打で先制を許す。以降も毎回安打を浴びたが、味方の好守もあり、5回まで追加点を与えない粘りの投球を披露。

　打線は4回裏、1死1、3塁から茶野篤政選手の適時打で同点に追い付く。しかし6回表、川瀬投手が林選手に8号ソロを浴び、再び追いかける展開に。それでも7回裏、1死満塁から池田陵真選手、小田裕也選手が連続で押し出し四球を選び、逆転に成功。さらに、西野真弘選手の犠飛で追加点を挙げた。

　8回表は吉田凌投手をマウンドに送るも、3本のソロ本塁打を浴び、スコアは4対5に。しかし打線は9回裏、2死1、2塁から西野真弘選手の適時打で同点に追い付き、佐野皓大選手の適時打でサヨナラ勝利を収めた。

　これでチームは引き分けを挟んで7連勝。佐野皓選手が2試合連続のサヨナラ打、茶野選手が好返球＆1安打1打点と攻守で活躍を見せた。

　 １２３４５６７８９　 計
広 １００００１０３０　 ５
オ ０００１００３０２Ｘ ６

広 コルニエル-行木俊-松本竜也-長谷部銀次-一岡竜司-●藤井黎來
オ 川瀬堅斗-中田惟斗-吉田凌-○漆原大晟

文・横山蒼

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