9月18日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第20回戦は、2対1で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテの先発は、西野勇士投手。初回に中村剛也選手の適時打で1点を失うも、2回以降はテンポの良い投球でスコアボードに「0」を並べる。終盤も球威は衰えず、8回105球4安打無四死球7奪三振1失点で降板した。
打線は9回表、先頭のポランコ選手が安打で出塁。代走・和田康士朗選手がすかさず盗塁を決め2塁へ進むと、2死から安田尚憲選手が適時打を放ち、土壇場で同点に追い付く。
9回裏は澤田圭佑投手が無失点に抑え、試合は延長戦に突入。10回裏からは益田直也投手、横山陸人投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑える。打線は12回表、山口航輝選手が安打で出塁、犠打とタッチアップで2死3塁とし、暴投で勝ち越しに成功。12回裏は、澤村拓一投手が無失点で締めた。
勝利した千葉ロッテは、4番手で登板した横山投手が2勝目。ポランコ選手、山口航輝選手が2安打を記録している。敗れた埼玉西武は、先発の高橋光成投手が7回106球5安打1四球7奪三振無失点の好投も、救援陣が粘り切れなかった。
123456789101112 計
ロ 000000001001 2
西 100000000000 1
ロ 西野勇士-澤田圭佑-益田直也-○横山陸人-S澤村拓一
西 高橋光成-平井克典-クリスキー-田村伊知郎-豆田泰志-●ボー・タカハシ
文・谷島弘紀
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