9月17日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第22回戦は、6対1で北海道日本ハムが3連勝を飾った。
先発の根本悠楓投手は初回を3人で抑えると、2回表は1死満塁を無失点でしのぐ。3回以降も走者を出しながらも得点を許さず、5回まで投げ切り勝利投手の権利を獲得。6回表に2死1、2塁のピンチを招いたところで降板となったが、2番手・鈴木健矢投手が後続を打ち取った。
打線は2回裏、2死1、3塁から奈良間大己選手が先制のセーフティスクイズを決め、さらに満塁として万波中正選手が押し出し四球を選ぶ。5回裏には1死1、2塁からマルティネス選手、松本剛選手、上川畑大悟選手、野村佑希選手に4連打が生まれ、3点を挙げた。
5対0で迎えた8回表に4番手・北浦竜次投手が近藤健介選手に22号ソロを浴びるも、8回裏に2死満塁から細川凌平選手の適時打で1点を追加。9回表は玉井大翔投手が抑えて試合終了。根本投手は2勝目をマーク、マルティネス選手、松本剛選手がともに2安打1打点の活躍を見せている。
一方の福岡ソフトバンクは、先発の和田毅投手が制球に苦しみ、5回97球7安打6四球5失点。近藤選手が本塁打数リーグ3位に並ぶ22号ソロを放つも、反撃はこの本塁打のみに終わり、3連敗を喫した。
123456789 計
ソ 000000010 1
日 02003001X 6
ソ ●和田毅-笠谷俊介
日 ○根本悠楓-鈴木健矢-長谷川威展-北浦竜次-玉井大翔
文・波多野瞭平
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