9月12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の第23回戦は、5対3で千葉ロッテが勝利。連敗を「4」でストップさせ、1週間ぶりの白星をつかんだ。
千葉ロッテの先発・小島和哉投手は、自身4連勝を目指してマウンドへと上がった。初回、2死1、2塁のピンチを切り抜けると、打線が犠飛で先制する。しかし3回表、島内宏明選手に同点打を浴びると、6回表には辰己涼介選手の勝ち越し打などで2点を失った。
追いかける展開となった7回裏、無死1塁から犠打を試みた佐藤都志也選手が一塁へヘッドスライディングで滑り込んでセーフとなり、チャンスを拡大。塁上に2人の走者を置くと、荻野貴司選手に逆転の今季1号3ランが飛び出した。
8回裏に1点を追加して迎えた9回表には、益田直也投手が登板。危なげない投球で35セーブ目を挙げ、5対3で試合は終了した。
千葉ロッテは、小島投手が6回3失点。8月20日から続いていた連続無失点イニングは「19」で途切れるも、QS達成で試合をつくった。2番手で登板した澤田圭佑投手が今季2勝目を手にしている。
敗れた東北楽天は、先発した則本昂大投手が7回7安打7奪三振4失点。粘り強い投球を見せるも踏ん張り切れず、今季6敗目を喫した。
123456789 計
楽 001002000 3
ロ 10000031X 5
楽 ●則本昂大-酒居知史
ロ 小島和哉-○澤田圭佑-ペルドモ-S益田直也
文・吉村穂乃香
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