◇埼玉西武対オリックス 第15回戦(4日・ベルーナドーム)
埼玉西武の中村剛也選手が今季10号となる同点ソロを放った。
8回表に逆転を許し、1点ビハインドで迎えた8回裏の第4打席、2死の場面で打席に立った中村選手。宇田川優希投手の高めに浮いた変化球を捉え、レフトスタンドへ飛び込む同点アーチに。劣勢になりかけていた雰囲気を一瞬でかき消す豪快な一振りは、後のサヨナラ勝利への起点となった。
7月21日に特例2023の対象選手として抹消され、一軍復帰戦となったこの試合での一発。通算本塁打数でもタフィ・ローズ氏の464本に並び、NPB歴代13位タイに浮上し、通算3500塁打も達成。また、通算15度目のシーズン2桁本塁打となった。
プロ入り22年目、大ベテランの中村選手。持ち前の打棒は年齢による衰えを全く見せず、むしろ進化を続けている。今後もアーチを量産し、史上9人目となるNPB通算500本塁打達成に大いに期待したい。
◇中村選手 コメント
「打ったのはフォークです。打てて良かったです!」
文・村井幸太郎
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