7月3日、京セラドーム大阪で行われるオリックスと千葉ロッテの3連戦初戦。オリックスは前カードで2位の北海道日本ハムに、千葉ロッテは福岡ソフトバンクに勝ち越し、ゲーム差なしの3位に並んだ。この3連戦を勝ち越して、「3位タイが3チーム」という珍現象から上に抜け出すのはどちらのチームか。大事な初戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
オリックス→7勝4敗、千葉ロッテ→4勝7敗
【オリックス】アルバース投手 12試合、9勝1敗 74回、56奪三振、22失点 防御率2.55
【千葉ロッテ】石川投手 13試合、9勝3敗 91.1回、53奪三振、23失点 防御率2.17
オリックスの予告先発は、チームトップの9勝を挙げているアルバース投手だ。前回登板の埼玉西武戦では6回途中2失点の力投で勝利、自身の連勝を7に伸ばした。ここまで3戦3勝と相性の良い千葉ロッテを相手に、どのような投球を見せるか。
オリックス打線においては、西野選手に期待したい。前カードの北海道日本ハム戦では、計12打数7安打の大活躍を見せた。6月の月間打率は.358をマーク、現在は7試合連続安打中と存在感を見せ付けている。好調のチームの「つなぎ役」の働きに、3日の試合も期待したいところだ。
対する千葉ロッテの先発は石川投手。前回登板の楽天戦では9回途中1失点と好投を披露して9勝目を手にした。リーグトップの10勝を挙げたボルシンガー投手との二枚看板で、チームを引っ張っている石川投手。自身6連勝中と好調の右腕に、直接順位を左右する大事なマウンドは託された。
千葉ロッテ打線では中村選手に注目だ。ここ5試合で19打数9安打を放っており、9試合連続安打と好調。開幕から3番に座り、パ・リーグ5位の打率.313を記録している中村選手。背番号8として成長を続ける若武者の活躍に、3日の試合でも期待したい。
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