【ファーム】鷹対オリックスは引き分けに 鷹救援陣は終盤に9者連続奪三振

パ・リーグ インサイト

2023.7.21(金) 21:50

福岡ソフトバンクホークス・藤井皓哉投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・藤井皓哉投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月21日、タマホームスタジアム筑後で行われた、福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦第20回戦は、0対0で引き分けとなった。

 福岡ソフトバンクは、高橋礼投手が先発。2回までに4三振を奪うなど見事な投球を披露すると、1死満塁のピンチを招いた3回表もなんとか無失点でしのいだ。

 しかし5回表、体に打球を受けた影響で高橋礼投手が緊急降板。2番手として中村亮太投手がマウンドへ上がり、2奪三振の好救援を見せた。

 一方のオリックス先発・田嶋大樹も3回無失点と好投し、投手戦が展開される。4回から登板した村西良太投手は7回裏、2四球で1死1、2塁と走者を残して降板したが、後を託された漆原大晟投手が続く打者を併殺打に仕留め、ピンチを脱した。

 9回裏には、入山海斗投手が登板。2四球を与えて2死1、2塁とするも、増田珠選手を三振に打ち取り、試合は延長戦へ突入した。

 迎えた10回表、福岡ソフトバンクの尾形崇斗投手が3者連続三振の圧巻投球。チームとしても、8回の藤井皓哉投手、9回の又吉克樹投手に続く9者連続奪三振となった。

 打線は10回裏、吉田凌投手の前に3者凡退に倒れ、0対0のまま試合終了。両チーム一歩も譲らぬ投手戦は引き分けに終わった。

 福岡ソフトバンクは、先発の高橋礼投手が5回途中無失点。今季はここまで防御率1点台と好調を維持しているだけに、打球直撃の影響が心配される。オリックスは、一軍復帰へ向けた調整を続ける田嶋投手が3回無失点と好投した。

  12345678910 計
オ 0000000000 0
ソ 0000000000 0

オ 田嶋大樹-村西良太-漆原大晟-入山海斗-吉田凌
ソ 高橋礼-中村亮太-奥村政稔-藤井皓哉-又吉克樹-尾形崇斗

文・吉村穂乃香

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