首位奪取、3位浮上がかかる両軍にとって重要な一戦。試合の行方は初勝利を狙う先発に託された

パ・リーグ インサイト

2018.7.1(日) 09:32

オリックス・バファローズ ディクソン投手(C)PLM
オリックス・バファローズ ディクソン投手(C)PLM

30日は横尾選手の第7号3ランなどで北海道日本ハムが初回に5点を先制すると、先発・高梨投手が7回途中2失点の粘投を見せ、今季5勝目をマークした。1勝1敗で迎える3連戦最終戦、キーマンとなり得る選手を挙げていきたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→6勝4敗、オリックス→4勝6敗

【北海道日本ハム】吉田投手 今季初登板
【オリックス】ディクソン投手 9試合、0勝5敗 45回、36奪三振、27失点 防御率5.20

北海道日本ハムの先発は今季初登板となる吉田投手がマウンドへ。昨季は4月14日の楽天戦でプロ初登板を果たすと、9月18日のオリックス戦でプロ初勝利をマークするなど少しずつ経験を積んでいった。そして3年目の今季、イースタン・リーグで首脳陣にアピールを続け、満を持して一軍昇格。今季初登板に加え、カード勝ち越しがかかる一戦でプレッシャーとの戦いとなるが、初勝利を挙げられるだろうか。

そして昨季、吉田投手が登板した試合でめっぽう勝負強かったのがレアード選手だ。吉田投手が登板した試合でのレアード選手の打撃成績は12打数5安打、3本塁打、5打点、打率.417という内容。30日の試合では3三振を喫し、スタメン野手の中で唯一安打を記録できなかったレアード選手だが、心機一転快音を響かせることができるだろうか。

一方、オリックスは今季未だに勝ち星のないディクソン投手をマウンドへ送る。勝ち星こそ挙げられていないが、6月16日の横浜DeNA戦では7回を投げ、無四球、9奪三振と本来の投球を披露した。前回登板に続き持ち味の打たせて取る投球で待望の今季初勝利を挙げたい。

打線ではマレーロ選手に注目が集まる。今季、なかなか調子の上がらないマレーロ選手だが、北海道日本ハム戦での打撃成績は32打数11安打、2本塁打、打率.344と北海道日本ハムに対して相性がいい。1日の試合でもその相性の良さを発揮したい。

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