千葉ロッテが福岡ソフトバンクに勝ち、首位から4位タイまで4ゲーム差に
近年でも稀にみる混戦となっている今季のプロ野球。折り返し地点に来ているにも関わらず、セパ両リーグともに団子状態となっている。30日のパ・リーグは各地でデーゲーム3試合が行われ、その結果、首位から5位までが4ゲーム差にひしめく形となり混戦に拍車がかかってきた。
埼玉西武は最下位の楽天に痛恨の連敗。先発の今井が6回途中5安打2本塁打3四球で6失点でノックアウト。3番手大石も3点を失った。打線は楽天先発の岸を打ち崩せずに大敗した。大量失点を喫する試合が続いており、投壊に歯止めがきかない厳しい状況となっている。
北海道日本ハムはオリックスに快勝し、ついに埼玉西武とゲーム差無しに並んだ。初回にオリックスの先発・山崎福の立ち上がりをつかまえ、打者9人で7安打1本塁打を集めて一挙に5得点。先発の高梨が7回途中7安打2失点。2番手宮西が通算600試合登板と、歴代最多タイとなる273ホールドを達成するなど、リリーフ陣がリードを守った。勝率差で2位のままだが、明日にも首位に立つ可能性が出てきた。
5位の千葉ロッテは福岡ソフトバンクに快勝してオリックスと並ぶ4位タイに再浮上。先発のボルシンガーが7回1失点の好投でリーグ1番乗りで10勝に到達した。2勝目をあげた5月4日の北海道日本ハム戦から驚異の9戦9勝。3位福岡ソフトバンクとの差は1ゲームとなり、1日の試合で勝利すればAクラスに浮上する。
【29日終了時点】
1埼玉西武 40勝29敗1分
2北海道日本ハム 40勝31敗0分 1.0
3福岡ソフトバンク37勝32敗0分 2.0
4オリックス 36勝33敗3分 1.0
5千葉ロッテ 35勝34敗0分 1.0
6楽天 26勝44敗1分 9.5
【30日終了時点】
→1埼玉西武 40勝30敗1分
→2北海道日本ハム 41勝31敗0分 0
→3福岡ソフトバンク 37勝33敗0分 3.0
→4オリックス 36勝34敗3分 1.0
↑4千葉ロッテ 36勝34敗0分 0
→6楽天27勝44敗1分 9.5
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