7月11日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対広島第17回戦は、オリックスが4対3でサヨナラ勝利を収めた。

　オリックスの先発・東晃平投手は、初回を2奪三振含む無失点に抑える。2回から登板した村西良太投手は、4回表に犠飛と味方の失策で2点の先制を許したが、その後は立て直し、6回4安打2死球2失点の内容だった。

　打線は4回裏に、池田陵真選手と渡邉大樹選手の連打などで1死1、3塁の好機をつくり、茶野篤政選手の内野ゴロの間に1点を返す。7回裏には、茶野選手の二塁打と平野大和選手の犠打で1死3塁として、代打・渡部遼人選手が同点打を放った。

　8回表、3番手・横山楓投手が2死1、2塁のピンチを招き降板。代わった吉田凌投手は林晃汰選手に勝ち越し打を浴びたが、9回裏に茶野選手の犠飛で同点に追い付く。延長10回裏は、1死満塁から渡邉選手の打球を三塁手が失策。サヨナラを決めるなど、3安打1盗塁の活躍を見せた。

　 １２３４５６７８９10　 計
広 ０００２０００１００　 ３
オ ０００１００１０１１Ｘ ４

広 玉村昇悟-アドゥワ誠-中村祐太-松本竜也-●森浦大輔
オ 東晃平-村西良太-横山楓-吉田凌-漆原大晟-○入山海斗

文・高橋優奈

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