6月29日、18時からメットライフドームで行われる埼玉西武と楽天のカード初戦。埼玉西武は28日のオリックス戦で14得点を挙げて辛勝。一方の楽天は26日からの千葉ロッテ2連戦で、平石監督代行になってから初の連敗を喫した。首位の座を守りたい埼玉西武と、獅子のエースへの苦手意識をそろそろ払しょくしたい楽天は、どのような試合を見せるか。29日の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→8勝1敗、楽天→1勝8敗
【埼玉西武】菊池投手 10試合、8勝0敗 70回、68奪三振、20失点 防御率2.57
【楽天】塩見投手 3試合、0勝1敗 14回、15奪三振、11失点 防御率6.43
埼玉西武はエース・菊池投手を先発のマウンドへ送る。前回登板では7回無失点の快投で、無傷の8勝目を手にした。6月に入ってから、28イニングスを投げて失点はわずかに2点と、絶対的なエースとして君臨している菊池投手。29日もその左腕から放たれる剛速球とキレのあるスライダーで、チームを勝利に導けるか。
対する楽天の先発は塩見投手だ。前回登板の福岡ソフトバンク戦では、5回3失点(自責2)と力投して試合を作った。防御率6点台と苦しい投球が続いている左腕は、約1カ月ぶりとなる先発のマウンドで今季初勝利を手にすることができるか。
埼玉西武打線では森選手に注目したい。28日の試合では8号2ランを含む4安打3打点の活躍で、チームの大量得点に大きく貢献した。29日からの3連戦でも攻守にわたる活躍を見せてくれることに期待したい。
一方の楽天は、ペゲーロ選手に注目したい。27日の試合では第1打席に14号ソロ、第2打席に2打席連続の15号ソロを放つ活躍を見せた。一軍昇格後3試合で打率.500、2本塁打と状態を上げてきたペゲーロ選手。昨季のチームを引っ張った主砲の打棒に期待が高まる。
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