6月10日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と東北楽天のイースタン・リーグ公式戦第9回戦は、10対3で東北楽天が大勝。

　東北楽天は初回、横尾俊建選手の2号ソロなどで3点を先行する。2回表には西川遥輝選手が2号2ラン、続く3回表に石原彪選手が適時打を放つと、7回表は黒川史陽選手の1号満塁弾で10点目を奪い、相手を突き放した。

　大量の援護をもらった先発の塩見貴洋投手は、2本塁打を浴びながらも要所を抑え、6回7安打3失点にまとめる。7回以降は竹下瑛広投手、宮森智志投手がそれぞれ無失点でつなぎ、9回裏は林優樹投手が3人で退け試合終了。黒川選手が4打点、西川選手が2打点をマークするなど、10安打10得点と打線が爆発した。

　敗れた埼玉西武は、先発の今井達也投手が5回6失点と乱調。なお、山野辺翔選手が2本塁打、陽川尚将選手は2安打1打点を記録している。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ３２１０００４００ 10
西 １１００１００００ ３

楽 ○塩見貴洋-竹下瑛広-宮森智志-林優樹
ホ ●今井達也-井上広輝-齊藤大将-豆田泰志

文・河野桜己

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